大阪桐蔭高校吹奏楽部に入る条件
普通のイメージなら高校合格後に新入生の歓迎があり入部届けを出す流れですが、桐蔭高校の吹奏楽部は誰でも入れるわけではないのです。
桐蔭高校の場合、高校入学前に「入学説明会兼練習会」があります。
練習会では1人ずつ曲を吹くということではなく、簡単な音階やソルフェージュを見られるようです。
選考基準は、
- 中学の成績が平均点以上
- 部活で3年間頑張るやる気があるか
単に楽器が上手いだけではなく、勉強も頑張れるか、3年間頑張りきる素質があるかを見られるんですね。
選考会は希望者約250人に対し約60人合格という狭き門です。
Ⅲ類吹奏楽部音楽コース
合格者は全員「Ⅲ類吹奏楽部音楽コース」に所属します。
そのコースでは音楽理論、ソルフェージュ、合唱、実技の授業があり本格的に音楽を学ぶことができます。
大阪桐蔭高校総監督梅田隆司先生のプロフィール
大阪桐蔭高校吹奏楽部といえば梅田先生!
扇町第二商業高校(定時制)に通いながら昼間にヤクルトで勤務。
高校卒業後は北新地の夜の酒場でピアノ演奏の仕事をする。
24才で大阪音楽大学声楽家へ入学。
音大卒業後は中学の非常勤講師、翌年採用試験に合格し、港中学(10年)、生野中学(8年)、城陽中学(10年)勤務。
大阪の中学校教員として28年勤務後、2006年から大阪桐蔭高校吹奏楽部の指導にあたる。
入部すると分厚い楽譜を渡される
晴れて入部すると1か月後に控えたコンサートに向けての練習が始まります。
「全員で」をモットーにしている部なのでもちろん1年生も参加します。
たった1か月で50曲を演奏できるようにし、振り付けも覚える必要があります。
年間演奏会数は90回!
この回数はものすごいことです。平日は学校があるので演奏会があるのは土日か夏休み春休み。
作者は2016年ロビーで開催されていたサンタコンサートに行ったことがあります。
子どもは前の方に座らせてくれる配慮、リクエスト曲に答えてくれる楽しさがありました。
梅田先生の名物「無茶振り」も見ることができました♪
2016年サンタコンサート🎅♪#大阪桐蔭高校吹奏楽部 pic.twitter.com/XrQynSeV9Y
— ゆずぽろの昼休み🐰💤まんが (@yuzuporo) July 1, 2020
2018年の大阪桐蔭高校の部員にフォーカスした本はこちら。